国立　歯科　歯医者　口腔外科　顎関節症　インプラント

2008年２月３日　東京都八王子市　２５歳　女性

きしの歯科口腔外科 院長の木住野（きしの）義信です。
　ご相談のメールありがとうございます。
　生えていない親知らずのうち、特に下顎の埋伏歯は歯根が下顎の骨内を走行する知覚神経と近接しており、時に抜歯の際に神経を損傷すると、知覚が鈍くなる後遺症を継発することがあります。
　知覚の障害は軽度のものであれば回復が望めますが、稀ことですが、なかには一生後遺症として残遺することもあります。
　また上顎の埋伏歯は副鼻腔と近接していることがあり、抜歯の際に穿孔することがあります。
　埋伏歯の抜歯にはリスクが伴いますので、口腔外科を標ぼうしている医療機関で抜歯することをお勧めします。